2006年04月12日

ペットの命と飼い主の責任

このお話は私が以前作っていたHPに載せた体験談なんです。
ブログを始めたら絶対に載せようと思っていました。
おじゃがまだ赤ちゃんだった頃なので今から八年も前の話です。
今程ペットブームではなかったから飼い主の考え方も変わっているかもしれませんが
是非ペットを飼っている方達に読んで欲しい話です。
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1998年 東京でのOFF会の帰り道

OFFの帰り、私達は疲れ切っていました。
土曜日の朝6時半に家を出てずーっと地道に高速も使わず東京へ。
4時に着いて、おしゃべりと食事をして東京を出たのは夜の9時。
それから途中3時間ほどの仮眠を取って(休憩しながら)長岡に着いたのは朝の8時過ぎでした。

リンお兄ちゃんも疲れているだろうけど彼は車の後ろに布団を敷いて寝ていたし
私だってリンパパが良いよって言ってくれたから夜中の1時過ぎから寝てしまったし・・・
リンパパが一番疲れているだろうから家に着いたら起きるまで寝かせてあげようと思ってました。

リンパパがお腹が空いたと言うので家の近くにある
おそば屋さん(立ち食いみたいに安くて早いお店)に寄ったんだけど
おそばを食べている途中でお店の出入り口にシェルティが来たんです。

リードが見えるけど飼い主さんは見当たらない。
そのうちに、その犬は横になりました。するとお腹の辺りの毛がピンク色に染まってるんです。
ビックリした私はリンパパに「怪我してるみたいだね」と言い
心配になって、早々に食べ終え外に出てみました。
すると、やなり脇腹には直径5cm程の穴が開いてるんです。
血は出ていませんでしたが。

おじゃを一緒に連れていたのでミネラルウォーターと水入れがあって
それで犬にお水をあげました。ペロリと2杯平らげて。
それでも私達を警戒してるんですよ。目つきとか。
だけど、警戒していながらも目を閉じたりするので「だいぶ弱ってるのかな?」と心配になり
日曜だし保健所もお休み。
考えられるのは私の(リンとおじゃの)行きつけの獣医さんだけです。
獣医さんへ電話したら色々と教えてくださいました。

まず、保健所に連絡が取れないので、その犬のいる近くの獣医さんへ連絡すること。
犬は自分のお散歩コース以外には出ないだろうと言うことで
近くの獣医さんにかかっている可能性があるらしいんです。
シェルティは他にもいるだろうけど、一応電話してみたら、と言うことでした。

それからリードが付いているなら近くの電信柱に繋いで様子を見ること。
これは、犬の状態からとても無理だと思い辞めました。

だったら、私の家に連れて帰って一晩様子を見て明日
保健所へ連絡するようにと言われましたが
これも、犬の体力が一晩持つか分からないのでと先生に伝えました。
とにかく私としては犬の容態が悪いみたいなので困っていると言うことを伝えました。

でも先生がおっしゃるには
新潟県外の話だけど、やはり迷子の犬を保護し
足を怪我していたので獣医さんへ連れていったら
獣医さんが見ても明らかに縫った方が良い状態だったらしいんです。
そこで手術をした後に飼い主さんが見付かったのですが飼い主さんの言い分は
「誰も頼んでいない、勝手にやって請求されても困る」と言うことだったそうです。
そう言う面倒な事があるから勝手に獣医に連れていかない方が良いよと言われました。
私の家はそんなに余裕もありませんが、お金は返して貰わなくても良いと思ってました。
だけど、先生にそう言われて、とりあえず近くの獣医さんへ電話をすることにしました。

「シェルティが迷子でお腹に怪我をしているんですけど」と言ったら
相手の方が
「その子だと思うけど昨日、他の犬に噛まれてこれから連れて行きますと連絡がありました。
だけど、その後すぐに犬が居なくなったと連絡がきたんです。
その子はシェルティの雑種ですが見た目はシェルティそのものなんですよ」と教えていただきました。
すぐに飼い主さんへ連絡を取ってくださると言うことなので
5分後にもう一度電話をする約束をして切りました。

5分後に電話をしたら「今、飼い主さんがそちらに向かってます」との事なので
電話BOXから出たらちょうどこちらへ向かってくる方がいました。
犬の飼い主さんですか?とお尋ねしたら肯かれたので直ぐに犬の所へ案内しました。

犬は飼い主さんがいきなり傷口を触っても気付かないほど衰弱していました。
飼い主さんはお年寄りで「息子も今まで一緒に探していたけど
仕事の時間になったので出掛けてしまった。車が無い」と困った様子でしたので
私達の車で獣医さんまで送って行きました。
飼い主さんは車の中でずーっと犬に話しかけていましたが犬の様子は変わりません。

獣医さんに着いて犬を運び込んで私達は外で待っていました。
飼い主さんには「外で待ってます」と告げて。
2〜3分で飼い主さんが出てこられて「手術が始まるので一度家まで送ってほしい」と言われ
初めから、そのつもりだった私達も直ぐに家へ送って行きました。
お世話になったからお茶でもと誘われてリンパパも疲れているだろうし・・と考えましたが
これも何かの縁と、お邪魔させていただきました。

「同じ犬に、これで2度噛まれたんだよ」 「犬を引き離そうとしたら私まで噛まれたよ」など
色々な話を聞いて家に帰ってきました。

その日一日ずーっと気になりながらも、こちらから連絡するのも恩着せがましいようで・・・
その次の日も気になっていましたが手術して元気になったかななどと考えて過ごしてました。

夜10時頃に電話が鳴り、出てみると昨日の飼い主さんでした。
名字と町名だけしか名乗らなかったのに
電話帳で同じ名字の家へ電話をして探してくださったのです。
「あれだけお世話になったので報告しなけらばと思い電話しました」とおっしゃってました。
「今日の午後3時50分に亡くなりました」と聞いたときは信じられない思いで一杯でした。
確かにグッタリしていたけど手術さえすれば治ると思っていたから。

午前中も痙攣を起こして獣医さんに呼ばれたのですが
声をかけたら耳が動いて目を開けたと聞いたら、涙が出てきて・・・・・
「今日は一日中家に居ますから何かあったら電話ください」と言って帰ってきたらしいですが
午後4時になって「間に合いませんでした」と連絡が入ったそうです。
急いで行って「死に目に合えなかったのでせめて逝った時間を」と聞いたら
午後3時50分だったそうです。

私と30分、リンパパと30分電話で話していたのですが
近くの家だったので遅い時間に失礼だとは思ったのですが11時近くに
飼い主さんの家へ伺いました。

玄関にお手製の祭壇が作られ、好きだったフードやお菓子、お水などが
ロウソクとお線香と一緒に置かれていました。
段ボールに入ったラッキーちゃんはまるで眠っているようで
今にも起きだしそうな程でした。

他人から見たら「たかが犬」なんですよね。
でも、飼い主さん達には大切な家族なんです。
おじいさんもおばあさんも泣いていました。私も泣いていました。
昨日までは知らない犬、知らない人だったのに
今、思っていることは同じなんです。

獣医さんが色々手配してくださって噛んだ犬の飼い主さんを調べたら
登録も狂犬病の予防接種もしていませんでした。
噛んだ犬は殺処分されることが決まったそうです。

ラッキーちゃんの飼い主さんの気持ちを考えれば
噛んだ犬も憎いはずですが、私としては後味の悪い思いだけが残りました。

噛んだ犬も噛まれたラッキーちゃんも同じ犬。
ラッキーちゃんの死は家族の方が眠れないほど落ち込むものでしたが
噛んだ犬が殺処分されたら飼い主の方はどれだけ落ち込むんだろう?

噛んだ犬の飼い主は自分がおもしろくないと犬を放していたそうです。
他の犬を噛むと言うことを知っていた上で自分の機嫌で放していた。
登録も予防接種もしないで。その結果は明らかです。
噛んだ犬は飼い主のストレス解消の道具だったと思います。
それで、殺されるんですよ。

ラッキーちゃんを殺したのは噛んだ犬ではなく、その飼い主だと思います。
そして噛んだ犬を殺すのも、その飼い主。
血統書が付いているからと自慢していたと言うことですが
純血種がなんなの?ちゃんと躾もしないで自分の気分で飼っていて
純血種も雑種も関係ない。
躾さえちゃんとしていれば、ラッキーちゃんも噛んだ犬も死なずにすんだのに。
こんな大バカ野郎の飼い主に飼われなければ、もっと幸せになれたのに。
「子供が飼ってくれと頼んだから仕方なく飼ってやった
  俺は犬なんて大嫌いなんだ」と常日頃言っていたらしいけど
嫌いなら飼うな! 人間だって同じ、嫌いなら近づいて来ないでって思う。
嫌いとか言いながら勝手に飼って躾けもしないで
その結果が2匹の犬を殺していることに気付いて欲しいです。

人間なんて、みんな勝手で我が儘な生き物です。
だけど人間の勝手に殺していい命なんてないんですよ。
どうか、もっとよく考えてから生き物を飼ってください。
私だって立派な飼い主とは言えないけど、これからも勉強し続けていくから。
ラッキーちゃんの死を無駄にしないためにも
もっともっと色々考えて今の自分たちの家族を大切にしていきたいと思います。



飼い主の責任

ラッキーちゃんの死から「飼い主の責任」について考えている。
動物を飼っている以上、少なからず近所の方に迷惑をかけているかもしれないよね。

細かいことまで気にしていたら動物なんて飼えないし
近所つき合いも苦痛になってきちゃうけど。
でも、陰で悪口言われたりするのは嫌だし恨まれるのは私達よりもリンなんだよね。

先日も県内で犬や猫が毒で殺されたけど
そういう危険も出てくる思うんだ。動物嫌いの人には見るのも嫌なものだろうから。
絶対なんてあり得ないんだよね。
人の受け取り方や考え方って、それこそ十人十色で分からないものだもん。
嫌がらせを自分がされるなら仕方ないけどペットにされたら嫌だよね。
自分の家族は自分で守らないと。
だから無責任な飼い方は辞めて!飼い主一人一人がもっと責任を持って
自分たちの家族を守っていきたいな。

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長文なのに最後まで読んでくださってありがとうございます。
posted by リン&ナッツママ at 21:48| 新潟 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても考えさせられるお話ですね。
身勝手な人間に飼われた不幸なワンコ。
どうして、そんなふうに生き物のことを考えられるのか、全く理解できませんね。
命を一体何だと思っているのでしょうか。
噛んだ犬も相当ストレスがあったのでしょう。
こんな飼い主に飼われているのですから。
噛まれたラッキーちゃんと飼い主の方はもちろんですが、噛んだ犬も気の毒でなりません。
でも、この飼い主さんは、リンママさん家族にとても救われたと思いますよ。
ペットブームの中、飼い主のモラルも問われます。
私も他人に迷惑をかけないよう、責任を持って最後まで面倒をみていこうと改めて思いました。
Posted by るぅまま at 2006年04月13日 01:12
リンママさんその通り!
私も身勝手な飼い主が同じ散歩道にいます。
本当に腹がたちますよね。
ラッキーちゃん可哀相です。その飼い主はとんでもない人ですね。
そうやって命ある犬を道具のように扱ってる人がいるこの世の中。可哀相だけど犬の中にも躾がなっていなくて、狂犬病もしていない犬もいるんですね。
うちの近くにも秋田犬5匹飼っているおやじが・・・小型犬を噛み振り回しても笑ってみているだけのひどい飼い主がいるそうです。
聞いた話によると、チワワが亡くなったと。
だからモコちゃんも気をつけなさいって・・・教えて貰いました。
ひどい話です。ちゃんと責任もって犬を飼って欲しいです。
それにしても世の中には飼い主にめぐまれず、可哀相に育ってるワンコが沢山いるんでしょうね。
犬嫌いな人にも犬のよさを解って欲しい。
こんなに素晴らしい生き物なのにね。
Posted by モコママ at 2006年04月13日 16:46
★るぅままさんへ
ラッキーちゃんの死を無駄にしないためにもこのブログにも載せようと思いました。
ここのは書いていないんですけど他にも、噛まれたワンコはいたそうです。
近所でも有名は飼い主だったらしいですよ。
当時は飼い主探してぶっ飛ばしてやりたいくらいの勢いでしたけど
さすがに、そこまでできませんでした。
こんな間違えを私達飼い主が二度とおこさないために気を付けなければいけませんよね。

★モコママさんへ
人間の命もペットの命も同じなんですよね。どっちが重いとかないのに・・・
モコママさんのご近所にもいるんですか!?モコちゃん気を付けてくださいね。
チワワちゃん可哀想に・・・なんで笑ってみてられるんでしょうか。
恨まれるのは自分の子なのに。
その飼い主もラッキーちゃんを噛んだ子の飼い主みたいに
自分の子に対しても愛情なんてないんでしょうね。
ストレス発散の道具でしかないように思います。
大切な家族が傷付けられても日本の法律では器物破損でしかないんだから
回りも気にしないのでしょうか。悲しいですよね。


Posted by リンママ at 2006年04月14日 00:08
ペットを是非しなかったの?


Posted by BlogPetのゴマジュニ at 2006年04月14日 14:27
読ませて頂き、胸が痛くて・・・
リンママさんの思いが、ズンズン伝わりました。(涙)
最近、モラルのない飼い主の多い事に、憤慨してしまう私ですが、
そんな飼い主に飼われるペットは、
もっと悲痛な思いでいるという事を忘れてはならないと、改めて思いました。
ありがとうございました。

話は違いますが、ナッツ君は、1週間で、ずいぶん大きくなってますね〜。
これから、どんどん可愛くなりますね〜っ。
Posted by エルまま at 2006年04月14日 15:43
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